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当院は、アットホームな雰囲気のなか、書に伸び伸びと向き合ってほしいとの考えから、少人数制、個性尊重、自由を重んじております。

お子様お一人おひとりに寄り添いながら、お子様の個性、強みを生かすよう、基本的に「褒めて伸ばす」指導を心掛けております。

教育書道に根差している会になりますので、毛筆のみならず、幼児からの硬筆に力を入れております。硬筆の部は中学生からはつけペン習字となり流れるような行書で書くことを目指します。

字を書く上での基本点画となる「とめ、はね、はらい」、空間バランス、書き順、鉛筆の持ち方、実用書道(小筆、ペン習字、ボールペン字)、書き初め指導、古典、写経、インテリアの書作品作り、展覧会出展などの作品作りから慶弔時における氏名や住所書きまで幼児から一般の部まで、皆様が安心して長くご継続いただけるようなカリキュラムを設けております。

2021年2月現在で、4才児から80才までの方が当院で楽しくお稽古されております。

最近ではTVをつけると悲しくなるニュースばかりで心が痛みます。たとえ、どんなに辛く、苦しいことがあったとしても、書で人と繋がることの幸せに比べると、それらは小さなことに思えてきます。

『我逢人』は私の大好きな言葉。
様々な人との出逢いは自分に足りない多くのことに気付かせてくれます。
皆様と出逢い、ここまで育てていただいたことに心より感謝しております。

書の道は山のように高く険しいけれど、「険しいからこそ美しい」、「美しいからこそ楽しい」のだと思います。

書の道を歩いていることは奇跡。
書の道に導いてくれた人に出逢えたのも奇跡。
手術をして命を繋いでいただいたのも奇跡。
「日々『無事』である」ということは奇跡。
大切な人々が「無事そこにいる」ということほど幸せなことはないです。
私は今、多くの方々の優しさに支えられ生かされています。
書の魅力をお伝えできることに日々幸せを感じながら、今後も変わらず書の道をゆっくりと歩み続けていきたいと思っております。

書と向き合う時間が、お忙しい日々を過ごされている皆様にとりまして、少しでも心穏やかな、豊かな時間となりますように。

ぜひご一緒に楽しいひとときを過ごしませんか?

             
千草書院 主宰  小島 千草